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京都府下 鉄骨屋外施設のホームインスペクション(建物調査)を実施

欠陥建築調査

京都府下
調査日
第一回 2021年12月
第二回 2022年1月 2回
鉄骨造平屋建て
築45年


①下見調査
②基本調査
③温湿度環境調査
④改善案図作成
⑤改善案参考価格作成
⑥弁護士協議 10時間

<リフォーム工事が原因で欠陥建築化した建物の調査>
現状:リフォーム前は大きな鉄骨の屋根だけの屋外施設。それを壁で囲い室内空間を作られ、木製の床(杉の足場板張)を新設。その床が改装後一年足らずで波打ち始めた。400㎡という大きな空間で、床が浮きはじめ、歩くだけでその床が浮いていることに気が付く。

床構造
*元々改築前のコンクリート土間は現状維持とされていた。
*床下地はパーティクルボード
*床仕上げ材は杉板30㎜の足場に使う板。(実なし)無塗装

原因
*周囲を山に囲まれて冬場でも湿度が高く平均80%を下回ることはない。
*床下の湿度は80%、温度は3℃(冬場)平均
*床下の深さが10㎝程度。
*床下の換気が悪い。
*床下換気扇を取り付ける位置が悪い
*湿度の高い環境で、且つ一階の床下地にパーティクルボードを使用した。
*床下の断熱材未施工により床下地材に結露が発生、パーティクルボードがそれを吸収し結果として反った。
*床を支えるプラスティック製の支柱の取り付けが接着剤のみに頼り、且つその接着剤も施工マニュアル以下の制度の施工。

これらを考えると
①設計の建材選択のミス
②施工上のミス
が考えられる


①~⑦を実施。

調査費用
下見調査 ¥65,000(消費税別)
基本調査 ¥2,200/㎡×400㎡ = ¥880,000(消費税別)
温湿度調査 ¥59,000(消費税別)
合計 ¥1,004,000