様々なご相談

京都市中京区・リフォーム完成後のインスペクション

京都市中京区の御客様より、リフォーム完成後のインスペクションのご依頼をいただきました。内容としては、「和室にカビが発生して、何度塗り変えても発生が止まらない。」とのことでした。
調査した結果、下記のようなことが分かりました。

<報告>
①敷地東西に長く。北に専用通路のある角地。西面に6m道路。
②築不詳  木造二階建ての京町家
③全館の改築が昨年終了している。
④一階座敷だけにカビが生えている。
⑤座敷に入った瞬間に湿気を感じる。
⑥壁の湿度測定では、通常20~30%台のところ、40を軽く超えていた。
⑦畳も同様に30~40%台だった。
⑧床下には顆粒状の珪藻土が推定で厚み20㎝程度座敷の床下に敷き詰められていた。
⑨珪藻土の散乱を防ぐために、ポリエチレンシートが敷かれ床下の4辺は土台又は大引きまで折り曲げて止められていた。
⑩⑨が理由で床下の空気は流れない。
⑪他の部屋の漆喰などはカビていない。湿度も低い
⑫床下、壁下地、方位などを調査。
⑬完成してからいまだ住んでいない。常に締め切られた状態で時々空気の入れ替えをする程度。

以上の調査内容を踏まえてケイ・ワタベでは原因と特定し、依頼者にその改善方法を提案致しました。
 
<重要なポイント>
①リフォームを設計した者に伝統建築である京の町家の特徴を十分理解していない。
②リフォームを工事した者に伝統建築である京の町家の特徴を十分理解していない。

近年、京町家や伝統建築に使用されている材料の特徴を理解し、また、その構造を理解していない者の工事によって京町家がその機能を発揮できずにいると感じました。

このような町家などの物件についても、現状を把握すれば、長く住み続けることも可能です。是非お気軽にご相談ください。