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<京都市中京区 リフォーム工事で欠陥住宅になった京町家の建物調査(ホームインスペクショ)を行いました。>

京都市中京区 リフォーム工事で欠陥住宅になった京町家の建物調査(ホームインスペクショ)を行いました。

京都市中京区
調査日2021年6月
木造2階建て
築不詳



①現状建物性能調査(耐久性、傾斜、クラック、沈下、外壁、屋根、開口部、地盤劣化状況)
②耐震ソフトに基づく既存建築物の耐震性能の確認と弱点の確認
③耐震ソフトに基づき耐震性能向上設計
④散水調査による雨漏れの調査
⑤その他リフォーム実施に対する建物調査
⑥既存建物に対するアドバイス
⑦既存建物図作成(既存建物の図面が無いために既存建物の図面一式作成。構造、仕様、など25枚)
⑧改修案図作成
⑨改修案図に基づく工事参考価格の提出


実施費用
①基本調査費 1,000×115㎡=¥115,000
②検査技術費   300×115㎡=¥34,500
③耐震診断ソフトによる診断      2,000×115㎡=¥230,000
④報告書作成                   500×115㎡=¥57,500
⑤現況作成                   3,500×115㎡=¥402,500
⑥改修案図作成                  8,000×115㎡=¥920,000
⑦解体工事監理   6,000×115㎡=¥690,000
⑧地盤調査 156.3㎡=¥185,000
⑨鑑定書作成 4,500×115㎡=¥517,500
⑩弁護士との協議         ¥10,000×8/h=¥80,000
合計 ¥3,047,000(消費税別)
 築不詳の京町家の改修工事で業者に欠陥住宅化された建物。
リフォームを依頼した業者の知識不足から、構造材の撤去により耐震強度がなくなり、建物としてバランスの悪いものになった。工事が終了引き渡された後に、建物が揺れることを感じたほか、雨漏れが起こった。また、冬が極端に寒く、逆に夏はものすごく暑いという依頼者の話で、弁護士に相談、掛かる費用は当面依頼者が負担するということで、壁などを撤去した結果、多くの欠陥が見つかった。弁護士との協議のうえで鑑定書を作成し、訴訟。現在、訴訟は進行中